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ショア硬さ試験方法(JIS規格)
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日本工業規格/ショア硬さ試験方法JIS Z 2246

1.適用範囲
この規格は、主として金属材料のショア硬さ試験方法について規定する。
ただし、原則としてショア硬さHS5〜105の硬さ範囲に適用する。
備考この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は、重力単位系によるものである。

2.用語の意味
この規格で用いる主な用語の意味は、次による。

ショア硬さ 試料の試験面上に一定の高さhから落下させたハンマの
はね上がり高さhに比例する値であって、次の式で表される。
HS=K
――
HS:ショア硬さ
K: ショア硬さとする為の係数


3.試料
3.1
試料の試験面は、原則として平面とする。ただし、指定のある場合は、曲面としても差し支えがない。

3.2 試料の質量は、なるべく大きいことが望ましく、原則として、0.1kg以上とする。
また試料は、試料受台の硬さ値の影響を受けない厚さとする。

3.3 試験面の広さは、5.6の規定に適合するものであって、なるべく大きいことが望ましい。

3.4 試験面の表面粗さは、HS50未満では6S、HS50以上では3Sとすることが望ましい。
表面粗さは、JIS B 0601(表面粗さ)による。

4.試験機
ショア硬さ試験に用いる試験機は、JIS B 7727(ショア硬さ試験機)に適合したものでなければならない。
備考

1. 試験機は、その主要部分の分解、再組立又は模様替えを行った場合、
及びハンマの軸部分、ダイヤモンド部分の欠損、割れ、きず、さびなどの異状を生じて取り替えた場合には、
改めて検査を行い、JIS B 7727に適合する。
2. 前項に該当しない場合でも試験機は、使用頻度に応じ、一定期間ごとに、JIS B 7727に適合することを再確認する。


5.試験
5.1 硬さ試験に際しては、試験に先立って、試験しようとする硬さ付近について、
JIS B 7731(ショア硬さ基準片)に規定する基準片を用いて、試験機に異状がないことを確認する。

5.2 試験は、原則として、試料を機わくの試料受台上に置いて行うものとする。
ただし、試料の形状、寸法、質量などの都合によっては、計測筒だけを機わくから取り外し、
手持ち又は特殊形状の支持台に取付けて行ってもよい。この場合
原則として、試験結果には、手持ち測定又は支持台測定であることを明記する。

5.3 試験機は安定した台上に載せ、試料の試験面を水平に、計測筒を鉛直に保って測定する。
5.2の計測筒の手持ち測定の場合は、特に鉛直保持に注意する必要がある。

5.4 硬さ測定の際に、試料受台上に押さえつける力は、約200N{約20kgf}とする。
ただし、試料の質量が20kg以上で、計測筒手持ち又は特殊形状の支持台に取付けて試験する場合には、
計測筒を試料に押し付ける力は計測筒筒が安定する程度でよい。

5.5 試験機の操作は、注意深く行わなければならない。特に、指示形(JIS B 7727のD形)においては、
操作輪の回転時間は約1秒とし、また、もどしの操作は、手動でゆるやかに行う。
目測形(JIS B 7727のC形)においては、瞬間的なハンマの反発最高位置を読み取るので、
測定者は、特に習熟する必要がある。

5.6 硬さ測定は、試料の端面から約4mm以上隔った位置で行う必要がある。
また、打痕相互の中心距離は、1mm以上でなければならない。

5.7試験機のハンマのから打ち、試料受台上への直接打撃、計測筒目盛部を下方にした持ち運びなどは、
試験機の性能に悪い影響を与えるのでさけなければならない。

6.硬さの求め方
6.1 ショア硬さは、原則として5回連続した読みの平均値とする。ただし、明らかに測定上の誤りがあったときは、
さらに測定回数を増加し、有効値5個を求める。

6.2 硬さの数値は、原則として0.5目盛まで読み取る。
また平均値は、JIS Z 8401(数値の丸め方)によって丸め、原則として、整数で表すものとする。

7.硬さの表示
7.1 ショア硬さは、硬さ記号HS、硬さ値の順に書いて表示する。
例:HS25 、HS51
7.2 使用する試験機がC形又はD形であることを明示する必要のある場合には、
記号C又はDを硬さ記号HSのすぐあとに添え書きする。
例:HSC25 、HSD51

引用規格
JIS B 0601表面粗さ
JIS B 7727ショア硬さ試験機
JIS B 7731ショア硬さ基準片
JIS Z 8401数値の求めかた